2008.7.14セッション

GM:前回のあらすじ。冒険者達は奪われたヴァン・ブレードの奪還を国王に命じられる。手がかりは、国王から預かったヴァン・ブレードの双子剣。
そしてその夜、ルデソンは誘拐され、冒険者達は指定された町外れの遺跡へ赴く。ルデソンを返す条件は、シェア自身と彼女が持っていた魔剣だった。
誘拐犯たちを説得した冒険者達は、ゲートを通って滅びた街に住むヴァンパイアの元に導かれる。黒幕の目的を知った冒険者達は、一時エレミアへ戻り、戦いの準備を整えるのだった…。

GM:なお、その途中、数人のPCとNPCに死亡フラグが立っていることを申し添えます(笑)
シェア: なんだか最終話みたいですねぇ(笑)
GM: あ、あと、キッシュがNPCでパーティに復帰しました。基本的には最後尾で待機、戦闘の時は指示がない限り同じく待機です。多分いろいろしゃべってはいるでしょうが(笑)
さて、エレミアで魔術師と情報と翼のカード6枚をもらって、遺跡に帰るわけです。フェイカーがなんか微妙な表情をしているでしょうが(笑)
シェア: 今気付いたんだけど、帰りにも遺跡を使おうとしてたらわたしの剣ここに刺してかなきゃいけないんだなー。
GM:はい、そうです。前回、エーライのアドバイスで、トリトを先に潜入させて、ヴァンパイアの棺があるであろう場所と、人質がいそうな場所を探してもらってはどうかという案がでたのですが、それでいきます?
スコル:うん、それくらいしか案が出なかったね・・・。
GM:トリトは特に異議はないよーです。優先順位としては、棺>人質で探してくれるそうで。
シェア: まて、棺は探す必要あるのか?
GM:うい。おさらいになりますが、ヴァンパイアは大概、棺の中に汚れた土を盛って、その中で日中休んでいます。なので、だいたいどれくらいの時間、その中で休んでいるのかと、その場所に近づかないために、場所と時間を確認しておくと。 出会っちゃったら、カード使って死に物狂いで逃げる、基本は昼に動く、というのが基本方針になります。
エルデ: 君主危うきに近づかず方針でw
シェア: 「ところでヴァンパイアがヴァン・ブレード持ってたらどうするの?あんまり考えないようにしてたんだけど(笑)」
スコル:・・・・・・・・抱えていた場合は状況だけを王様に説明するしかないでしょうね。 後は王様が何とかしてくださいということでw
GM:では、トリティーニ行ってきます。
エルデ: 「生きて帰る」が最優先。 情報を持ち帰るためには何をしてでも生きて帰る…偵察部隊の鉄則(違)
GM(トリティーニ):「まあ、努力はする。その間、お前達はうまく入り込む方法を考えていてくれ」で、トリトが出て行って、リニティが残る、と。あ、ヴァンパイアはお腹がすいたので、シェアコピーを一匹引きずって別室に行きました。
スコル:ちょっw
シェア: やっぱり、わたしの顔が好みなのかなー(笑)
GM:いや、元の奴が好みだっただけ(笑) 趣味と実益。 趣味だけでシェアを培養しているわけではないから。過去、アトンを倒した騎士団長の血を残すためにやってることでもあるしね。
エルデ: そういえば、「剣」ってソーサラー魔法は使えるの?
GM:人間じゃないから無理だろー(笑) というか、キッシュの立場は(笑)
エルデ: ストーンサーバントのカード(石でもいい)も5〜6枚もらってくればよかった。
フェイカー:みんな好き勝手言ってるね(笑)
エルデ: むしろ魔晶石が欲しい。待ってる間にいくらか拾える?
シェア: なんかレッサーがごろごろ湧いてそうな気もするから“火球爆発”のスクロールとか買ってこよう。魔晶石は黒衣)がくれるって言ってたな。お食事中だけどw
GM:待ってる間、近くの遺跡を探れば魔晶石くらいはでてきますね。全員2D振って、出た目の精神点入りの石を拾えたことにしましょう。
シェア: よっ(ころころ)…6。
フェイカー:(ころころ)あ、イチゾロ(笑)
スコル:(ころころ)あっはっは・・・・イチゾロorz
GM:・・・・・・・君らな(笑)
スコル:自前で買いに行くかな・・・・(^^;)
シェア: まともな出目がないな。もう一個ずつ、ダメ?(かわいくw)
GM:しゃあない、キッシュとリニティも手伝ってくれたことにして、誰か後2回降っていいですよ(笑)
シェア: (ころころ)オードブル導師のぶーん。8!
スコル:では、わたしがリニティの分を(ころころ)10。
シェア: よしよし、10点はスコルのね、“治癒”5倍掛け用かな?
GM:戻ってきたトリティーニが、ちょっとあきれた顔してます(笑)「調べてきたぞ。あまり長いと怪しまれるから、一日程度でできるだけ調べた。少しばかり派手に動いた(賄賂とか)から、怪しまれているかも知れないが…」
シェア: 「剣と人質の居場所、どうだったー?」 
GM:地図をさくさくっと。一般信者の出入り禁止の場所をメインに調べたようです。「信者が連れ込まれて帰ってこなくなる部屋」というのがあって、ここが棺の場所じゃないかとめぼしをつけてきました。
奥のほうは、古代遺跡をビフォア・アフターしてつかっているようです。で、一般信者出入り禁止で、しかし、食べ物を時々放り込んでいる部屋というのがあり、そこに人質が入っているのではないかと推察。
フェイカー:ふむふむ。

しばし、NPCとPCを交えての作戦会議が続きます。
魔晶石の分配、最後の買い物、侵入経路の確認などなど。


シェア:侵入経路が二つあるんだね。人間の警備を突破するか、罠っぽいけど手薄なほうか、ね。
GM:警備が人間・それなりに警備厳重・食べ物たまに放り込んでいるほうと、警備手薄・人間近寄ってこないほう。
エルデ: 警備にあたっているのが、2レベルくらいのパンピーなら障害にもならないけどね。
フェイカー:警備が厳重と言う事は無効化したとしてもその後を他の人に見られる可能性が高い、詰まり発覚までが早い可能性が高いと言うことだからな。それと巡回に限らず警備の多いところには人が来る可能性が高いものだから。
エルデ: 警備の手薄なほうにはモンスターがいると思う。警備の巡回って何時間おきだっけ?
GM:朝、昼、夜。時間なんて概念は、フォーセリアにはございませんので、朝の祈り、昼の祈り、夜の祈りで交代しております(笑)
エルデ: 手薄の方が、強敵がいそうだけど、突破できたらみつからなさそう。
シェア: 突破できなかった逃げる、と(笑) おお全然問題ないじゃないかw
フェイカー:困るのは警報系の魔法罠があった場合だけどね(笑)シーフ低いし。
スコル:「人がいないほうは、罠&モンスター危険度が高いということですね」

喧々諤々。
GM、絵が書けないのでさらに混乱は必死。見かねたフェイカーPLが見取り図を書いてくれました(笑)


シェア: 「ふう、トリトが絵へたなおかげでずいぶん時間かかっちゃったねー(笑)」
GM:キッシュもいろいろ手を出していそうだなあと思う(笑)
フェイカー:「……本当にヤツのせいか? …俺にはそうは見えなか…、…………」何か途中で視線感じてだまる(笑)主にキッシュ当たりの視線かなぁ(笑)
シェア: それはそれとしてw、あとは装備を完璧1歩手前にして踏み込むだけだね。最終チェック。
エルデ: 「買えるヤツは銀の武器を買っといてもいいかもしれないよ」
フェイカー:「宵越しの金なんかねェな」
シェア: ポケットマネーで“火球爆発”のスクロールを2つ(2ついるかな?)買ってきたよー。あとなんか要る?
エルデ: ライトニングバインドとかあるといいけどね
シェア: ちょ、ちょっと高いかな(汗;)
エルデ: ブレードネットでもいいや、抵抗されてもマイナス修正がはいる。
シェア: スクロールは“刃の網”、“火球爆発”×2、あとは魔晶石(3点)×2。これくらいでキッシュとわたしの財布が空になるんだけどそれでいい?
フェイカー:キッシュの分も使うのか(笑)

スコル:「ともかく、無事で戻ってきてくださってありがとう。情報に感謝します。ここからは我々の番です」
GM:トリトのお勧めは、昼か朝の交代だそうで。それくらいだとヴァンパイアが出てこないだろうなあという意味でのお勧めですが。
フェイカー:まぁそうだろうね。余裕を見て朝交代でいこう
スコル:「必ず、弟さんを見つけてきますから。・・・・・・・ね、フェイカー?」
フェイカー:「……。まぁな、約束した以上は守るさ」 意味ありげな目線は肩を竦めるだけでかわす(笑)
GM(トリティーニ):「ああ。……頼む」 
GM(リニティ):「……あの子もそうだけど。……あんたらも無事に帰って来なさいよね(ぷいっとそっぽ向きつつ)」
スコル:「リニティも、信じて待っていてください。必ず、兄弟が再会出来るよう、全力を尽くします」
GM(リニティ):「……ん。期待しないで待っててあげるわ」
スコル:つんでれってる〜〜っ(吹いた)
リニティ(シェアPL): べっ、別に、本気で心配してるわけじゃないんだからねっ!(笑)
リニティ(フェイカーPL):ただ、ほら…見送っちゃった以上寝覚めが悪いじゃない…っ それだけなんだからっ!
スコル:「ふふ。兄弟というのは、いいものですね」
GM(リニティ):「……ふん。血の繋がってるほうの兄貴はさっぱり当てにならないから、そっちよりはましだけどね(ツンツン)」
スコル:「妹が生きていれば、こんな感じ…なのだろうかな」とリニティの頭をなでてやります。
GM(リニティ):「なっ、何すんのよ!(と怒りながら、避けない、と(笑))」

皆ツンデレ好きだな!わたしも大好きだ!(笑)

GM:トリティーニは、来いって言えば一緒に行ってくれますが?行っとく?
フェイカー:どうする? つれてっとく?
スコル:悩みますね…。
エルデ: 「面倒見ている余裕はないよ、それでも来るかい?」
シェア: ・・・いらないんじゃない?“瞬間移動”もGMの陰謀で6枚しかないことだし。
フェイカー:警報の罠探知のシーフと、内部の人に遭遇したときの言い訳要員として 非常に役に立つんだけどね(笑)
GM:言い訳要員としては確かに貴重だな(笑)
スコル:「守りきれるかどうか、分かりません。それにもしものことがあれば、リニティ一人になってしまいます」
シェア: 正直言うと魔術師2人も非常に役に立つから来て欲しいのはやまやまなんだけど、脱出手段がないのはどうにもならないでしょ。ことを起こしたあとじゃ潜り込み続けるのは無理だろうし。帰り、強行突破する?
エルデ: 強行突破はできない可能性があるからなー。何かあったときに、味方をおいて行かざるを得ないという状況は避けたい。
フェイカー:しかしながら、帰りを考え過ぎて行きで失敗する訳にもいかないと思う。
スコル:「トリトを連れて行くなら、確実に彼の命を保障したい」
シェア: 『魔力のカード』だと複数は無理だね。と、いうか<テレポート>は距離=接触だから数の拡大がないんだ。
フェイカー:「俺の分のカードを渡してやるよ。ソレで問題ないだろ」俺はインビジで脱出するということもできるし。
GM:じゃ、トリトは一緒に行って、リニティは遺跡入り口で待機、と。 では皆さん、手に書き書きと邪教の紋章を(笑)
フェイカー:「スコル、ちっとばかし我慢しろよな」 スコルが神官戦士に進化した!(笑)
エルデ: 「こんなことでもなければ決して書かない紋章だね」
フェイカー:「ああ、あんたも神官だったっけな。まぁ我慢しろや」書き書き。
エルデ: 「しょうがないねぇ」
スコル:「そして、かなり屈辱ですが!やむを得ません・・・・」手を出します。
フェイカー:「おう、大人しくしててくれ」
GM:あー、後、一応トリティーニが簡単な祈りの言葉とかを教えてくれますから覚えてね(笑)
シェア: 頭つき合わせて覚えよう。
スコル:「・・・・・・・・・・・絶対唱えねぇ(怒))」
GM(トリティーニ):「集団礼拝なんかの時に、簡単な祈りと教義を知らないと疑われるかもしれん。堪えてくれ(困った顔)」
フェイカー:「必要に成ったらフリぐらいはしてくれや。最悪口パクくらいはな」
スコル:「・・・・・・・・・・・・・・・分かった、努力する」
シェア: 「ダメだよ、スコル。今のわたしたちは終末万歳な人達なんだからなりきらなきゃ(笑)」
フェイカー:楽しそうだなシェア(笑) そこの神官よ(笑)
シェア: 大丈夫。ガネード様は光の神の中でもひときわ寛大だから(笑)
GM:そういえばエルデは抵抗ないの?(笑)
エルデ: フードかぶって何も見ない。しゃべると悪態つきそうだから黙ってますw
GM:シェアが一番ノリノリなのか(笑)
フェイカー:まぁ盗賊の神でもあるしなぁ(笑)
シェア: ノリノリ言うなGMw まあガネードの教えの第一は「あきらめんな」だから終末信仰とは相当相性悪そうだけどね
スコル:「人の命は何より重いっ!!」
フェイカー:「ソレを救うための手段だ、辛抱しろ。な?手段をとわねェほどの力が俺達にありゃ問題ないんだろうがな。生憎そう言うわけじゃねェ。一旦決めたことならやり通せ。そうだろ?」
スコル:「よし、吹っ切れた!!どうせ一度はファラリスと共に有った身だからな」
フェイカー:「この先、お前の態度1つでPTが危険に晒されることもあるってことを……あ、ああ……わかりゃいいんだが」何か呆気にとられた(笑)
GM(トリティーニ):「……なんか、キレたな…(汗)」

GM:では、時間調整をして、近くまで遺跡のワープを使って行きました。簡単な検問みたいなのもありますが、トリティーニがうまいことごまかしたのと、皆さんの手の紋章があるので深くは追求されなかった。
特に疑われる事もなく、集落に。中には、信者用の簡易宿泊所がありまして、そこに通されます。マジで信じている新しい信者なんかと一緒くたにござしいて寝てる感じ。皆さん親切に話しかけたり、ご飯分けてくれたりします。
エルデ: 目つきの悪いドワーフ女が、黙ってご飯を受け取りますw
シェア: にっこにこしながら食べてます(おい)
GM:「つらいことがあったのですか?でも大丈夫、きっと世界が新しくなれば皆幸せになれるから!」みたいな台詞を浴びせられながら飯食う羽目になるので、頑張って耐えて(笑)
エルデ: 精神抵抗したいーー(笑)
シェア: やめとけ、失敗したらどうするつもりだw
フェイカー:「そうだよなァ。こんな世界正直やってらんねぇけど、新しくなるとおもえば耐えられるよな」と、エルデの所にさらっと割って入って話を合わせておくよ。しかし終末思想というには余りにもちがう雰囲気じゃねぇ?(笑)
GM:全部滅びちゃえー!あはははは、というよりは、今の世界がもうすぐ終わるから、そうしたら皆望む世界にいける、くらいですな、一般信者は。
スコル:「クックック、そうだな、新しい世界とやらが何を見せてくれるか楽しみだ」ご飯食ってます。がっつがつと。こうしてみるとうっかりダークエルフに見えますよ、今のスコル(笑)
GM:凄い演技力だ!(笑)
スコル:「どうした、フェイカー、はとが豆鉄砲食らったような顔して?俺の顔に何かついてるか?」ニヤリ。
シェア:わたしは礼拝も元気に唱えちゃうよ(笑)
フェイカー:スコルとシェアはほっといても大丈夫な気がするぞ、エルデのフォローに徹しておこう(笑)

GM:夜の礼拝が終わると、トリティーニが「ちょっといいか?」と声をかけてきます。
GM(トリティーニ):「明日の仕事の事だ。簡易宿泊所の増設と、飯つくりで人手が足りないらしいんだが、お前ら行ってくれないか。飯の方は、あっちの中に運んでもらうのも含めてだ。教祖様は無理だろうが、上級幹部クラスとお近づきになれるかもしれないぞ」
エルデ: 何故、体育会系のノリw
GM:人目があるところで、堂々と声をかけてきているから(笑) 連れてきた新米信者の面倒を見る先輩のロールプレイです(笑)
シェア: 「喜んでお手伝いいたしますわ」とか合わせておこう。
フェイカー:「それは嬉しいな。是非やらせて貰うよ」
GM(トリティーニ):「飯の方だな、分かった、話を通しておく。『頑張ってくれよ』」
フェイカー:「有り難う」
スコル:「ああ、任せておけ」
GM:と、この辺で今日は切りますか。来週は、お弁当をもって遺跡に入るところからですね。
スコル:「次週からは暗黒神官スコル」をお送りします♪血反吐(笑)
GM:スコルの切れっぷりがすがすがしかったなあ、今回。ぐれてたときってあんな感じだったんですか?(笑)
スコル:うん、あんな感じ。
GM:……更生させた神官さんが凄い(笑)
スコル:「はぁ?もたもたしてるとてめぇの弁当食っちまうぞオラァ!?」
GM:すさんでる!すさんでるよ!戦闘部隊にスカウトされそうにすさんでるよ!(笑)
スコル:スコル=ファリス(太陽(ファリス)を喰らう狼)と呼ばれている、その本領発揮です。まさかこんなところで設定が使えるとはw
GM:ではこの辺でおやすみなさいですよー(笑)


GMの反省

皆のキレっぷりがすがすがしいほどでした(笑)
絵がかけないGMでごめん…。
オンラインセッションで、ちょっとしたところで見取り図がかけないというのは、かなり辛いですね。
内部説明で、意外なほど時間を食ってしまっています。



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