2008.5.25セッション 何のかのとありまして。だいぶ合間があいてからの続きになりました。
キッシュPLさんが都合で抜けてしまったのが残念無念。 せっかくキャンペーンですので、各PCたちの背景設定を盛り込んだシナリオにすることにしました。 又、NPCが増えそうなので、PLさんが作成したキャラクターを一部NPCとして使用させてもらうことにしました。(無論、各PLさんからは許可を取ってあります) さて、当初の思惑よりも雪だるま式に話が大きくなってしまった感がありますが、どうなることやら……。 GM:さて、刻限となりました。皆様旅立ちのお時間です。誰だ、引退なんか考えてる奴は(笑)
シェア:はは、冗談だって。バードでも食っていけるのは本当だけど(笑) スコル:私は神殿と協力して事件の後処理手伝っている感じですかね…。 GM:もはや神殿に勤めませんか、事務職で(笑) スコル:いえ、私は後を継ぐところが有るので、ここでは無理です(笑) GM:さて、そげなそこそこ忙しい日々の中。そんなに日はたってない。皆さんの注文してた魔法用品の配達が来ましたよー。
エルデ:「おお、やっときたよ」 シェア:さて、では慎ましやかに…「くれ(笑)」 スコル:神殿の受付から連絡が来て受け取りに向かいます GM:ホシーチが持ってきてくれました。「で、必ずこれも一緒に届けるようにとの上司の言伝だ」 王宮の印。きれいな紙。ぶっちゃけ招待状?(笑) シェア:「普通に考えるとお褒めの言葉とかもらえるんじゃ?王宮から報奨金をもらったわけだし」 GM:「コレを受け取ってもらってから魔法用品を渡す用にということで、悪いがよろしく〜」 GMが雅な言葉遣いできないので大意だけ。「王宮に来て晩飯食わね?あ、ふつーのかっこでいいよ」 大意にもほどがある(笑) シェア:「食わせろ(笑)」 スコル:「物凄くフレンドリーな…(笑)晩餐会の招待状…ですか(苦笑)」王宮の書記官、しっかり仕事しろよ!(笑) GM:「(追伸)タッパー禁止な(笑)」 スコル:「タッパーって(笑)」 エルデ:「ダメなのかい」(ため息) シェア:微妙なケチさ加減だ、フレアホーン王(笑) スコル:「まあ、とりあえず断る理由は無いので…私は承諾します」 シェア:「うん、文句はないな。当然」 フェイカー: 「面白い王だな…」(笑) エルデ:「その場で食べれば問題ないだろ」 シェア:「立食パーティじゃないんだからそこまで量はないと思うよ、叔母ちゃん(笑)」 GM:うん、その場で食う分には問題ない問題ない(笑)「じゃ、全員来てくれるってことでいいか?明日の夕方、馬車でここに迎えに来るから」 スコル:「了解しました。よろしくお願いします」 GM:はいはい。何か買い物なければあっさりと明日の夕方になりますが、何か買いますか?特に女性(笑) エルデ:「何を買うっていうんだい」(ぇ GM:えー。エルデのドレス見てみたかったのにー(笑) シェア:う…浮くからちょっと小奇麗程度の服で行くか。帯剣して食べるわけじゃないしねー エルデ:「まぁ、さすがに鎧姿じゃ失礼だね、軽く着ていくかね」 スコル:「女性は大変ですね…^^;私は司祭服だから…楽だなあ…・」 シェア:ぬぅ、この司祭様め。少しは悩め(笑) スコル:一応、司祭服は式典用とか有るので、あらかじめTPOが決められてるんですよ(苦笑) GM:特にファリスはそういうの厳しそうですね。司祭LVで縫い取りが違ったりして。 フェイカー: シェアさんは着飾ってくれるのかなぁ?(笑) シェア:少しこぎれいくらいの服を着ておくよ。でも王城までは剣はぶらさげていく(笑)。「ヴぁんぶれえど欲しいなぁ…くれないかなぁ…(笑)」 エルデ:あたいはチャ・ザだからなー(笑)まぁ、神官服で行こうかにゃ。 シェア:は!わたし、そういえばガネードの神官じゃん!(爆) GM:全員神官服?(笑) シェア:いや、吟遊詩人風。3人は多すぎ(笑) GM:特に何もなければ、夕方馬車が迎えに来ます。ライナスらしく、古木が組み木されてつやつやとした馬車をユニコーンが引いてます。
GM:ぱっこぱっこと目立ちまくりで皆さん王城まで来ましたね。で、丁寧に奥の間へ通されます。割とこの辺は王族の私的エリアみたい。あ、武器は預かりますよ。 エルデ:「持てるなら持っていきな」 重さ21のハルバートと重さ2のクラブです(笑) GM:重たいわい(笑)何人かがかりで運ばなきゃなあ(笑) スコル:一応代表で王に謁見の挨拶をするのが仕来りですね……誰が代表で挨拶するんですかね?(汗) シェア:じゃあエルデがうちの代表ということで エルデ:かたっくるしいのは苦手だよ。 GM:テーブルに花とか飾られているテーブルに案内されます。で、若い貴族風の男が君らを立って出迎えてくれると。「よく来てくれた、冒険者たち。このたびは市民を助けてくれたこと、深く感謝する。わたしがフレアホーンだ」 エルデ:「今宵は御招きいただき有難き幸せでございます。なにぶん、田舎者故、失礼がありましたらば、お目溢しをお願いいたしまする」 フェイカー: 「へぇ、あんたが王様か」 シェア:「(もじもじ)」 GM:「そう、固くならずともよい、ここは私的な場だからね」王様がぽんぽんと手を叩くとお料理が運ばれてくる。 フェイカー: 「報酬の方はありがたく使わせて貰ったぜ」 GM:フェイカーの態度にも特に気に障った様子はないですのう、残念ながら(笑) フェイカー: 気にしそうな雰囲気ならやってない(笑) スコル:中々器が大きな王様ですね…。 シェア:じゃ、失礼してくつろぐか…多少は遠慮するが(笑) エルデ:「それでは遠慮なく」…酒を樽で。 GM:好きなだけ飲めい(笑) 「身分や言葉よりは、行いの方を見るべきだとあの内乱で学んだからね」 シェア:「相変わらず飲める時は派手に飲むねー、叔母ちゃん(ガン無視)」 スコル:礼儀作法に則って失礼無く食事を頂いています。 エルデ:「いいからあんたも飲みな、ほら」 とくとくとく シェア:「わたしそんなに強くないんだけど…おっとっと」 GM:肉ー、魚ー、お野菜ー、ワインー、チーズー、まあそんな感じにそこそこ豪華。晩餐会というより、王様の知り合いを招いた晩飯会。盛り付けも、美麗さよりは美味しそうに見えるか重視、みたいな感じ。珍味はないけど、美味しいと評判の食材は山盛り。 エルデ:魚は干物?割と海に近いのかな?(笑) GM:川魚かなあ、ライナスだと。マスとか美味しそうだなあ、と私見ながら。 スコル:ある程度頂いた所で、王様の顔を伺う事にします。>GM GM:最期のデザートが運ばれてきたところで、王様は「人払いを」と給仕さんたちに命じて、すうっとあたりから人の気配が消えます。 スコル:「む…・」 GM:「さて……折り入って君たちに依頼がある」 エルデ:「(やっぱり来たね)」 スコル:「…・・はい、お伺いしましょう」 シェア:うわ、一緒に人払われたくなってきた(笑) GM:「これは是非、君たちに受けてもらいたい依頼ではあるが、もし君たちが断った場合でも、決して余所にはもらさないで欲しい。先にそのことを言っておく」 シェア:「分かりました…ところで我々はもっぱら力づくで解決できる話が得意なのですが(笑)」 フェイカー: 「断れるってんなら聞くだけは聞いてやるよ。勿論他言無用は守る」 スコル:「他言無用ですか。王直々の依頼なれば、了承するほかありますまい」 GM:「単刀直入に言おう。わが王家の至宝、王位の証、ヴァン・ブレードが盗まれた」 スコル:「!………・・なんと…・」 フェイカー: 「……そりゃ、また。大事だな」 GM:「先だっての騒動、どうやらヴァン・ブレードを奪うための陽動だったのではないかとエーライから報告が入っている。故に、あの騒動を収めた君たちにこの件を依頼したい」 シェア:「驚いたな。“所在感知”の呪文は?当然行われたでしょう?」 GM:「無論、行った。だが、反応がない。何らかの邪魔立てが入っているようだ」 エルデ:「なるほど」 スコル:そんな国家機密、王宮直属の連中に任せればと思うんだが…(笑) GM:「この件は、王宮内でもまだ明らかにはされていない。…するわけにはゆかぬ。身内の恥をさらすことになるが、いまだ宮廷内は一枚岩ではない。…王位継承の証であるあの剣がなくなったとなれば、また内乱を招きかねぬ」 シェア:つまり、王家直属の連中も『宮廷内』に入るわけね。 エルデ:王宮直属だからこそ任せられぬ、と(笑) スコル:「内乱か…・。無用な血は流したくないな、確かに…」 GM:この件は少なくとも、国内に知られたくないのよ。内々に始末したい話なのですね、王様としては。で、そこそこ秘密が守れて、迅速に動けて、法に縛られない存在…まさしく冒険者が適任じゃん?ってな事。 エーライからの推薦も入ったしね。 エルデ:(用事が終わったら後ろからばっさり、ってことはないかな)(笑) シェア:リジャールの(悪?)影響もありそうだ(笑) フェイカー: 「しかし、其れこそ俺等は素性も知れないって奴だぜ?」にや、として言ってみる(笑) GM:「身分や態度よりは行いをわたしは尊ぶ。君たちはわたしの民を救ってくれた。結果的にかもしれぬがね。しかし、民の上に立つものとして、その事実以上に信頼できる事実はないよ(にこ)」 フェイカー: 「ふん。やや格式張ってるが悪くない返答だ」(にやりと笑う) スコル:「まあ、彼らの身元保証はファリス神殿が責任持ちますが、彼らに強制までできる立場ではありませんよ?」 GM:「だからこそ、『依頼』という形で今君たちに持ちかけている。断った場合の口止めまでしてね」 エルデ:「あたいは貰えるモノが貰えれば構わないけどね」 シェア:「とりあえず、手がかりさえあれば着手するにやぶさかではない…といったところですが?」 エルデ:「手がかりは欲しいねぇ」 フェイカー: 「俺はやってみても構わないぜ。後は各々の判断だな」 スコル:「…………・私はファリス神官として、我が正義にかけてこの任務、否応無しに受ける所存です」 エルデ:「して、王様、無事に問題を解決した暁には、いかほどの褒美をいただけるのでしょうか?」 シェア:100万ガメル(笑) GM:「望みのまま、といいたいんだが、うち今国庫財政が悪化しているのでなー(笑)。爵位などなら進呈できるが、現金となると、今わたしが動かせる範囲のガメルになる。5万ガメルほどか」 スコル:リアルにシビアでシュールだなー(苦笑) GM:「受けてもらえるという返答でいいかね?では、唯一の手がかりとなるかも知れぬものを君たちに託そう」 王様、いったん次の間に入って、一振りの剣を持ってくる。「これが、ヴァン・ブレードの双子剣。名工ヴァンは、アトンを倒すために10振りの剣を鍛えたという。そしてヴァンの鍛えた剣はお互いに引かれ合う。これを君たちに託したい」 シェア:「そんなものがあったんですか…微妙な手がかりに聞こえますが、如何な魔力が?」『近づくと震える』とかだと結構困る気がするねー(笑) GM:+3の魔剣。引かれあう方法については、今まで使う羽目になったことがないからよくわからんそうだ(笑) シェア:おいっ! 聖剣探索と大して難易度変わらないぞ、それ! エルデ:「(こっそり)ヒントにならないねー」 フェイカー: 「微妙だな…だがまぁ、それに関しちゃ微妙でも其れしか手がかりがねェってんならそれはそれでしかたない」 スコル:「まあ、やってみるしかないって事でしょうね…」 フェイカー: 「俺らなりの方法で調べるさ」 シェア:「で、王様。これは非常に重要な質問なんですが…コレって使ってもいいの?♪」 GM:「売るな、失くすな、壊すな(笑)これを守ってくれればいい。大体、剣は使うものだろう(笑) エルデ:「魔法の剣ならそうそう、壊れないやね」(笑) GM: あの事件が陽動だったとエーライは見ている。だから、あの事件の黒幕が剣を奪った可能性は高い」 シェア:その線で調べるしかないかなあ… フェイカー: 「調べるのはかまわん。ただ、報酬に関しちゃちっとばかり不満があるね。こないだの事件以上に危険が予測されるんだ。5万ってのは割に合わない」 スコル:「とりあえず、報酬のほかに、諸々の諸手続き、必要物品の使用申請許可は頂いても宜しいですか?」遠くまで行くなら馬とか馬車とか船がいるだろうから、現地で調達とかそういうことで、お墨付きが欲しいです。 エルデ:国王への謁見優先権を!(笑) シェア:「まあ緊急時などに王宮や『学院』などからある程度のご助力を頂ければ、と」 GM:「わたしのバックアップという事でいいかね、それは?現金はこれ以上は出せないが、できる限りの協力はしよう。ふむ。船と馬車については分かった、目立たぬものを準備しよう。身分については…高位巡察師ということでどうだ?」 スコル:「了解いたしました」 エルデ:ぶっちゃけ、この事件を知っている者を教えてくれないか。 それ以外で知っている者がいたら、最優先容疑者(笑) GM:この事件知ってる人…冒険者ずは、あのケシュ族の紋章のこと、誰かに話していましたっけ? フェイカー: 話してないですよ。 スコル:エーライ導師位ですかね。 GM:だとすると、王様経由で知ってる人だから、エーライ、ファリスのおっちゃん、近衛兵の上官くらい。 無論、巡回していた第一発見者のシタッパーズについては固く口止めしてある。 エルデ:エーライには相談し放題、とΦ(._. )メモメモ シェア:む、頼りになりそうなのは導師とあの豪快な大神官ぐらいかにゃ? スコル:導師と大神官殿なら信頼できますから、大丈夫でしょう GM:では王様は、さらさらっと高位巡察師の身分証明書を書いてくれますな。「このものたちの身分を証明し、最大限に便宜を図るよう、下記のものの名において…(以下なんちゃら)」最期の身元引受人に、ラムゼー、と署名してる。「この文書の下に、連盟で名前をもらってきてくれ。このままでも正式に通じる文書ではあるが、ラムゼーの名を聞いてすぐ分かるものとなると、限られてくるからな。名前が知れているもののほうが、いろいろと便利な局面もあるだろう」 スコル:「ラムゼー??どなたですか?」 GM:「古代魔法帝国において、拡大魔術においてその師と言われたものだ。魔法王ラムゼーと言ったほうが分かりやすいかな?」 シェア:なんで身元引受人? GM:「……ヴァン・ブレードはただの魔剣ではない。意思を持つ剣だと聞いた事はないかね?……あれは人の身体をつかって作られたものなのだ」 フェイカー: 「ほう?」 スコル:「人柱!?」 GM:「人の手で創られた、もっともオリハルコンに近い物質……賢者の石でできていると聞いたことがある」 シェア:「まあ古代語魔法の源であるマナは万物の根源、世界創生の力だそうだからそういうこともあるか」 スコル:「どっちにしても、尋常な代物では無いってことですね」 GM:「統合魔術、拡大魔術、創成魔術、四大魔術、召喚魔術、精神魔術、付与魔術、基本魔術、幻覚魔術、死霊魔術。かつて古代魔法王国に栄えた10派の魔法、その師たちが自ら剣となったものが、ヴァンの聖剣の正体なのだそうだ。わたしも聞いた話だがね。そして、ライナスにあったヴァン・ブレードは、魔法王ラムゼーで創られた剣だった」 スコル:「殆どコールゴッド…」 シェア:長い話だったけど、つまるところラムゼーの名がこの件の暗号なわけね(笑) フェイカー: そう言うことだな(笑) GM:そう(笑)割と王宮に近い人だと、ラムゼーの名前を見ると「あー、王宮の秘密大使で動いてるわけね」と分かる。 スコル:「で、ラムゼーのほかに、連名として誰の名を頂戴すれば宜しいのですか?」 GM:「とりあえず、すぐに協力してくれるのはファリス神殿とエーライ導師か。彼らなら割合に、知っている人も多い、何とかなるだろう」 シェア:話を聞くついででいいね、これは。 ちなみに、十聖剣と十派との繋がり、オリハルコンや賢者の石などの設定はこのセッション用の設定なので、余所に持ち込まないように(笑) シェア:で、言いたいことはそれだけか、王様(笑) GM:では、冒険者の店。「おお、帰ってきた帰ってきた」と囲まれる君ら。
GMの反省 やっぱり各人の設定話は盛り上がるなあ。 ヴァン・ブレードとアトンのネタは、前々から扱ってみたいネタでした。 リウイにやられるくらいならわたしがやってやる!(笑) |